頭皮の乾燥 フケの原因と対策

解説うさぎ

頭皮の乾燥が原因で発生するフケの要因はいろいろあります。間違った対策・ケアはフケを止めることができません。

 

適切な対策はフケを早く止めてくれますので、これはと思うフケの原因をチェックして予防にお役立てください。

 

頭皮の乾燥フケ

 

乾性フケの症状と特徴

頭皮の乾燥が原因で発生する「乾性フケ」はフケ自体乾燥していて、細かくパラパラ自然に落ちてくることが特徴です。

 

特に乾性フケは空気が乾燥する季節に発生しやすくなります。

 

フケは体質によるもので対策が難しいと思われがちですが、たとえ深刻な乾性フケであっても、ちょとしたケアで改善されることも。

 

原因がこちらで見当たらないようであれば、脂性フケの可能性があります。

 

乾性フケと脂性フケの違いについては 頭皮問題の原因は乾燥と脂性どっち? をご参照ください。

 

頭皮乾燥のフケの8つの原因

乾燥の季節

湿度表

日本は1年の半分ほど湿度が60%以下と低く、空気が乾燥しています。

 

気温も低くなることから血行不良になりますので、頭皮の乾燥が進行しやすくなります。

 

また、暖房器具をつけますから、湿度はさらに低くなります。

 

そして、温かいお湯で頭皮を洗えば皮脂を奪うことになりますので、頭皮が乾燥する要因が多くでてきます。

 

シャンプー

フケをきれいになくそうとシャンプーで必要以上に洗いたくなることも。

 

でもちょっと待って下さい。シャンプーの種類によっては強い洗浄力で、必要な頭皮の皮脂をも洗い流してしまいます。

 

シャンプーのし過ぎ、シャンプーのタイプ・種類の見直しでフケの改善をされる場合もあります。

 

シャワーの温度が高い場合、余分な皮脂まで取り除いてしまうので、シャンプーを使わない場合でもお湯の温度には気をつけましょう。

 

生活習慣の乱れ

あまり実感はできないと思うのですが、生活習慣の乱れも頭皮に影響がでてきます。

 

ダイエットなどの偏った食事はビタミン不足となり、皮膚の粘度が弱りみずみずしさを失うので頭皮が乾燥してしまいます。

 

特にビタミンAの不足は乾燥肌の原因です。

 

また、運動不足は十分な栄養素や酸素を頭皮に届けることができませんし、ストレスのある環境や睡眠不足は自律神経の働きが弱まり、体のめぐりが悪くなります。

 

その結果、頭皮に必要な栄養が届けられずフケがひどくなる可能性がでてきます。

 

特に睡眠不足はお肌にダイレクトにダメージがかかります。1日7〜8時間、質の良い睡眠が取れるように心がけてみてください。

 

病気

皮膚の直接関係するアレルギー体質、アトピー性皮膚炎、色素性乾皮症などは直接フケの原因となります。

 

また、水分が減ってしまう糖尿病や尿崩症(にょうほうしょう)、皮脂の制御が困難になる甲状腺や下垂体の機能低下なども、フケを起こす可能性があります。

 

年齢

年齢を重ねると肌質に関係するコラーゲンやヒアルロン酸の量が減ってきます。

 

その結果、柔らかかった肌も弾力を失い、みずみずしさが減っていくに連れフケが増えていきます。

 

これは、更年期におけるエストロゲン(女性ホルモン)の不足が影響しており、その他にもシワの増加、弾力の低下なども発生します。

 

薬の副作用

薬には肌を乾燥させる副作用がある場合があります。

 

特に肌が敏感だと思われる方は、現在摂取している薬に原因がないか確認してみてください。

 

代表的なものとしては、高血圧の薬、ニキビ治療薬、利尿薬などはお肌の乾燥に関係しています。

 

日本の天然水の味と海外の天然水で味が違うことに気づいたことはありますか?

 

口当たりの柔らかいまろやかな日本の軟水と違って、ヨーロッパの一部の地域では味が硬めの硬水が使われています。

 

硬水で髪を洗うと頭皮がつっぱったり、髪がごわつくことがあります。

 

また、水道水には消毒のために塩素が含まれており、塩素自体はお肌・頭皮にダメージを与えます。

 

現在のプールの塩素濃度は低くなったとは言え、塩素を含んだ水に使っていることとなります。

 

白髪染め・ヘアカラー

白髪染めやヘアカラーを使ったあとにフケがでたり、頭皮に炎症がでてきてかゆみが発生したら注意してください。

 

染まりの良い白髪染めやヘアカラーのほとんどがアルカリ性です。

 

アルカリ性の物質で代表的なのが、食器用洗剤や油汚れ用の洗剤です。

 

お肌が敏感な方はアルカリ性の洗剤を使用すると手がカサカサしたり、皮脂がとれて手湿疹を起こしたりします。

 

アルカリ性物質はタンパク質を溶かし、必要な皮脂をとってしまうので乾燥の原因となります。

 

 

 

3つの乾燥頭皮のおすすめフケ対策

洗い方の見直し
  • シャンプーは1日一回以下
  • 頭皮の皮脂は頭皮の保湿、殺菌作用、ホコリ等の異物から守ってくれるなどの役割があります。

     

    髪の洗いすぎは必要以上の皮脂を奪ってしまいますので、1日2回以上シャンプーしている方は注意が必要です。

     

    頭皮のフケが気になる方が3日に1回のシャンプーに切り替えたところ、フケが止まったという例もあります。

     

  • 優しく洗う
  • 爪を立てたり、シャンプーブラシなどで強くこすらず、指の腹をつかって優しく洗います。

     

  • 熱すぎるお湯を使わない
  • シャンプーを使用しない湯シャンのみでも熱すぎると余分な皮脂を取り除いてしまいます。

     

    「シャンプーをやめると、髪が増える」を執筆された宇津木先生によると湯シャンの温度は34度〜35度のぬるま水 ( ぬるま湯 )がおすすめとのこと。

     

  • シャンプーを変える
  • 皮脂をごっそり落とすタイプのシャンプーは普通に市販されています。ひょっとしたら今使っているシャンプーも皮脂をごっそり落とすタイプかもしれません。

     

    シャンプーを変えただけでフケが収まったケースもありますので、使っているシャンプーを見直してみてはいかがでしょうか。

     

    おすすめシャンプー
    乾燥に伴う特有の頭皮のトラブルを解決するシャンプーはこちら >>

     

 

保湿
  • ローション・美容液・オイルで保湿
  • 私達の体にできた傷は保湿することによって「自己治癒能力」が非常に高まります。

     

    こういった治療のことを湿潤療法(モイストヒーリング)と言います。

     

    頭皮の乾燥によってダメージを受けた皮膚は頭皮専用のローション・美容液・オイルなどで保湿することでしっかりケアすることができます。

     

    おすすめ美容液・ローション
    頭皮乾燥向け専用ローション・美容液はこちら >>

     

  • マッサージで血行促進
  • 頭皮のマッサージを行うことで血行促進されますので、頭皮のターンオーバーの乱れが回復しやすくなります。

     

    強いマッサージは頭皮を傷つけますので、洗髪後、指の腹で優しくマッサージを行ってください。

     

     

  • コラーゲンで潤す
  • 体の内側から頭皮を潤すにはコラーゲンがおすすめです。

     

    お肌を潤してくれるコラーゲンは頭皮にも有効ですので、コラーゲンを効果的に摂取すると良いでしょう。

     

    コラーゲンを含む食品の多くは高カロリーの物が多いため、カロリーを気にする方はサプリなどで補給することをおすすめします。

     

    また、コラーゲンはビタミンCと一緒に摂取すると効果をより高めてくれます。

    コラーゲンを含む食品

    豚足、鶏の皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ肉
    スッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、うなぎ
    ゼラチン、ゼリー、プリン、杏仁豆腐

 

不足ビタミンを補給

    有効なビタミンを補給したとしてもフケは完治しませんが、症状を和らげたり、症状悪化の防止をサポートしてくれます。

     

    サプリでこれらのビタミン類を補給することは可能ですが、サプリだけの摂取では特定の栄養素のみ摂取することになり他に必要な栄養素が摂取できませんし、金額的にも決して安くはありません。

     

    サプリを使わなくても食事からしっかりとバランス良く摂取する方が偏ることもなくより健全です。食生活の乱れを感じている場合は、食事のバランスから改善してみてください。

     

  • ビタミンB
  • ビタミンB群(ビタミンB2、B6)は糖質や脂質の代謝に必要なビタミンです。不足すれば、フケやかゆみを促進させることとなります。

    ビタミンB2を含む食品

    ヨーグルト、カマンベールチーズ、レバー、うなぎ、納豆、まいたけ、海苔、たまご、アーモンド

     

    ビタミンB6を含む食品

    にんにく、レバー、豚肉、まぐろ、さんま、さつまいも

     

  • ビタミンA
  • ビタミンAは新陳代謝を行うために必要な成分です。不足すれば、肌が乾燥してカサついたりフケが増える要因となります。

     

    ただし、ビタミンAのとりすぎは過剰症の心配がでてきますのでご注意ください。

    ビタミンAを含む食品

    スモークレバー、鶏肝臓、豚肝臓、あんこう・きも、うなぎ、銀だら

     

  • ビオチン
  • ビオチンは美容のビタミンとも呼ばれ、皮膚の炎症をおさえてくれたり、コラーゲンの生成にも関わっており、お肌の調子をアップさせてくれます。

     

    ビオチンを含む食品

    まがれい、あさり、ししゃも、たらこ、まいわし

     

  • 亜鉛
  • 亜鉛は多すぎる皮脂の量をコントロールするのに効果的です。

     

    亜鉛を含む食品

    かき、小麦、カツオ、パプリカ、牛肉、豚肉

     

  • オメガ3脂肪酸
  • オメガ3脂肪酸は皮脂量を適正な量に調整してくれる効果があり、乾性フケに有効です。

     

    オメガ3脂肪酸を含む食品

    まあじ、カタクチイワシ、かます、さば、大豆油、くるみ、エゴマ

     

 

 

頭皮の乾燥 フケの原因と対策【まとめ】

乾燥で起きる乾性フケは頭皮をいかに乾燥させずに、保湿、バランスの取れた食費(栄養素)をとることが重要であるかがご理解いただけたかと思います。

 

ご自身でケアできる範囲を超えているようであれば、迷わず皮膚科に相談することをおすすめします。

 

頭皮のフケは体調の変化のサインですので、あなたの体調に何かしらの負担がかかっていることが原因かもしれません。

 

今回を期に、食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足、ストレスなどの生活習慣の見直し、シャンプー自体の見直しなどしてみるいい機会かもしれません。

 

長期的な健康を保つためにも、ご自身の体をどうぞ大切にしてください。