頭皮の乾燥 かさぶたの原因と対策

解説うさぎ

傷が治った際に出来るかさぶたは見慣れているかもしれませんが、頭皮に出来るかさぶたには少々ビックリするかもしれません。

 

かさぶたはついついはがしたくなりますが、頭皮のかさぶたは無理に剥がしてはいけません。

 

ここでは、頭皮のかさぶたの原因と対処法について説明していきます。

 

頭皮かさぶた

 

頭皮のかさぶたの症状と特徴

頭皮のかさぶたには3つのタイプがあり、かさぶたの色によって区別することができます。

 

白いかさぶた

 

頭皮が何かしらの原因で炎症をおこしその上に白いかさぶたがのっている状態です。これは傷を治すためにできたかさぶたではなく、角質層のかたまりです。

 

黄色いかさぶた

 

頭皮の傷口からでてきたリンパ液のかたまりです。

 

赤いかさぶた

 

通常よく見る傷ができたときのかさぶたで、血液からなるかさぶたです。

 

 

 

頭皮乾燥のかさぶたの原因

バリア機能低下に伴う乾燥

バリア機能低下の頭皮
お肌が生まれ変わるサイクルのことをターンオーバーと言いますが、このサイクルが何かしらの理由で早まると未熟な皮膚が表面に出てきます。

 

この状態ではお肌のバリア機能は無防備で乾燥しやす状態になり、痛みやかゆみを伴います。

 

逆にターンオーバーのサイクルが遅くなると、頭皮に角質が残りごわつく肌になりやすくなります。

 

お肌のターンオーバーのサイクルが乱れると正常なお肌の新陳代謝が行えず白いかさぶたが発生しやすくなります。

 

 

頭にできる水虫(しらくも)

よく知られている水虫の原因菌の白癬菌(はくせんきん)が頭に感染して発生する皮膚疾患を「しらくも」と呼んでいます。

 

通常の水虫よりは感染率は低いと言われています。

 

このしらくもの主な症状は部分的に毛が抜けたり、髪の毛が根元からちぎれたり、抜けたあとの皮膚からフケのようなうろこ状のものがでてきます。

 

かゆみを伴わない場合が多く、気づきにくいので発見・治療が遅れる場合が多いです。

 

「しらくも」の治療法

しらくもは放っておいても自然に治ることは殆どありません。ほっておくと症状がさらに悪化したり、別の人に感染させる危険性が高まりますので、皮膚科で早めに治療をすることが大切です。

 

軽度の場合は外用薬で治療しますが、重度の場合は内服薬を使用する場合があります。

 

症状にもより治療期間は異なりますが、通常3ヶ月ほどかかります。

 

 

乾癬(かんせん)

典型的な乾癬の症状は、赤い発疹がでている皮膚が少し盛り上がった部分の上にフケのようなものがついていて、ポロポロ剥がれ落ちる皮膚の病気です。

 

乾癬の原因については現時点では解明されておらず、完治は難しいとされています。

 

「乾癬(かんせん)」の治療法」

完全に治す治療法はまだないようですが、長期間症状が出ない状態を保つことは可能なようです。

 

乾癬の治療法は大きく分けて4タイプあります。

 

1.塗り薬
2.紫外線照射
3.飲み薬
4.注射や点滴

 

乾癬の詳しい情報は、maruhoのホームページよりチェックすることができます。

 

 

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎

私達の体には常に住みついている常在菌の一つです。

 

マラセチア菌は皮脂を栄養分として活動しており、皮脂が大量に分泌されると餌が多くなるのでマラセチア菌が異常発生し頭皮に炎症やかゆみを引き起こし、結果としてフケやかさぶたが発生します。

 

「脂漏性皮膚炎」の治療法

基本的な脂漏性皮膚炎の治療法は1.炎症を抑える、2.マラセチア菌を減らすの2ステップが行われます。

 

炎症はステロイドでおさえたあとに、マラセチアを撃退するための抗真菌薬を使うのが一般的です。

 

何度も再発する場合はご自身でケアすることも可能です。

 

マラセチア菌の繁殖を抑える専門のシャンプーは販売されていますが、選ぶ際にはケアするのに十分な条件が満たされているシャンプーをご確認ください。


脂漏性皮膚炎のケアシャンプーの中でも「抗炎症成分」「抗菌成分」入りで皮膚科専門医が監修したシャンプー【カダソン】はお勧めです。


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脂漏性皮膚炎に感染している時は髪の整髪料はしっかり落としてから寝るようにしてください。


外部からのケアも大切ですが、体の内側からケアするとより効果的です。皮脂の代謝を正常にする作用のある栄養素はビタミンB群です。食事やサプリメントで補うことで、より頭皮が健やかに保ちやすくなります。

 

かきすぎによる傷

頭皮の乾燥に伴うかゆみがひどく、掻きすぎにより頭皮を傷つけてしまうと2種類のかさぶたができやすくなります。

 

血液からなる赤いかさぶた、傷を修復しよとしてでてきたリンパ液からなる黄色いかさぶたが発生します。

 

「かきすぎ」の原因と対策

頭皮のかゆみに伴うかきすぎ・かさぶたには様々な原因が考えられます。

 

頭皮乾燥に伴うかゆみの原因と対策はこちらを参照ください >>

 

もし、頭皮のかゆみ・かさぶたの症状がひどいようでしたら迷わず皮膚科に相談するようにしましょう。

 

 

頭皮の乾燥 かさぶたの原因と対策【まとめ】

頭皮のかさぶたに関する皮膚疾患をご理解いただけたかと思います。

 

「しらくも」「乾癬」「脂漏性皮膚炎」など皮膚の病気では?と感じたらこれ以上の悪化を防ぐために我慢せず病院で診てもらうようにしましょう。

 

また、かいてかさぶたを作る状態であれば、今のかゆみを抑えるのが難しいくらいつらい状態のはずです。ご自身でケアできる範囲を超えているようであれば、迷わず皮膚科に相談することをおすすめします。

 

一方で、頭皮のかゆみは体調の変化のサインですので、あなたの体調に何かしらの負担がかかっていることが原因かもしれません。

 

今回を期に、食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足、ストレスなどの生活習慣の見直し、シャンプー自体の見直しなどしてみるいい機会かもしれません。

 

長期的な健康を保つためにも、ご自身の体をどうぞ大切にしてください。